家業からパン屋に転身して12年
開業して感じた地域とのつながり
千野 裕司さん
サウナ経営 ⇨ パン屋
東京都三鷹市で「地域に愛されるパン屋」として親しまれている「ちのパン」。家業のサウナ業から新たな挑戦として2012年にパン屋を開業した千野オーナーは、リエゾンプロジェクトの研修を通じて、自分でも美味しいパンを焼けると確信しました。地元の方々とお店の絆を深め、日々の店舗運営に取り組んでこられた千野オーナーに、開業までの道のりと喜びについて伺いました。
パン屋を開業するきっかけ
「家業からパン屋へ──商売変えの決断」
オーナーの千野さんは、もともと家族でサウナ業を営んでいましたが、震災や時代の流れに伴い、商売を変えることを決断。100円ショップや靴修繕なども候補に挙げ、検討します。
千野オーナー:「サウナ業をやめて何をするか迷っていました。様々な職種をみていましたが、興味のあった飲食関係は、スキルや修行が必要で、難しいだろうと考えていました。」
そんな中、インターネットで短期間の研修でパン屋になれるリエゾンプロジェクトと出会います。修行を必要とせず、しかも未経験でも短期間でパン屋開業に必要な製パン技術と知識を学べるという点が、千野オーナーの背中を押しました。
「修行不要の魅力」
千野オーナーは、一度は諦めかけた「食」の分野でしたが、修行や特別なスキル・経験がなくてもパン屋を開業できることに魅力を感じ、ついに一歩を踏み出します。パンづくりの経験がなかった千野オーナーにとって、リエゾンプロジェクトの研修制度は、大きな希望となりました。
千野オーナー:「飲食業にはスキルがないと難しいと思っていましたが、リエゾンプロジェクトの5日間研修で、自分でも美味しいパンが作れるようになり、これなら開業できると自信がつきました。」
職人の世界だといわれているパン業界ですが、研修に参加した千野オーナーは、パンづくりの基礎をしっかり学び、開業への自信を持つことができました。
5日間研修で感じたこと
「研修で得た確かな技術と自信」
リエゾンプロジェクトの5日間研修は、千野オーナーにとって貴重な体験となりました。パンの作り方を一から学び、実際に自分で20種類以上のパンを次々に焼き上げる経験をします。
千野オーナー:「研修中、トレーナーさんの丁寧な指導のおかげで、自分でもパンがしっかり焼けるという自信が持てました。研修の教え通りにつくれば、パン屋ができると思い開業を決意しました。」
短期間でしっかりとした技術を習得し、パンづくりのやりがいや楽しさを体感できたことが、千野オーナーの開業への原動力となりました。
開業後の喜び
「パン屋を開業して感じた地域とのつながり」
開業後、千野オーナーはパン屋という商売が地域と深く結びついていることを実感しました。特に、コロナ禍の影響で2ヶ月間休業した際には、多くのお客様から励ましのメッセージをもらい、心から支えられたと感じたそうです。
千野オーナー:「休業中、店舗の外壁にたくさんの励ましのメッセージが貼られていて、本当に励みになりました。パン屋って、地域に愛される商売なんだなと実感しました。」
また、小学生の職業体験の依頼もあり、子どもたちと交流できる機会が毎年あることも、パン屋を開業して良かったと感じる理由の一つだと語ります。
店舗運営で大切にしていること
「お客様との信頼を築く」
千野オーナーにとって、パンづくりで最も大切にしていることは、いかに良い状態のパンをお客様に届けるかです。品質に対して徹底したこだわりを持ち、いつでも美味しいパンを提供することを目指しています。
千野オーナー:「パン屋として、お客様に最高の状態でパンを持ち帰ってもらうことが何より重要です。」
日々の営業でも、お客様一人ひとりとの関係を大切にし、忙しい時でも会話を心がけ、信頼関係を築くことを忘れないようにしています。
12年の歩みと今後の展望
「地域に愛される店へ」
開業当初は朝から夜遅くまでの作業が続き、非常に大変でしたが、徐々に店舗運営にも慣れていきました。近年は人手不足や原材料高騰といった課題もあるものの、千野オーナーは初心を忘れず、今後も努力を続けたいと考えています。
千野オーナー:「12年続けてきた中で多くのことがありましたが、今後も地域に愛されるパン屋として、焼きたての美味しいパンを提供し続けていきたいです。」
「まとめ」
今回は『ちのパン』様のパン屋開業までの取り組み、そしてその後の様子をご紹介しました。
リエゾンプロジェクトは日本で最も長く「パン屋の開業支援」を行ってきている会社です。
開業支援実績も国内外で400店舗以上。フランチャイズ契約ではないので、ロイヤリティもなく、自由度が高いパン屋を開業できることが特徴です。
パン屋開業にご興味がある方は、「リエゾンプロジェクト無料説明会」にご参加ください。