自衛官からパン屋へ
夫婦で営む、地域で愛される「町のパン屋」経営
中村 祐己さん・中村 智子さん
自衛官・看護師 ⇨ パン屋
北海道旭川市にある「Bakery & Bakery」は、2021年11月にオープンし、地域の人々に愛され続けているパン屋です。オーナーの中村祐己さんと智子さんご夫妻は、祐己さんの自衛官としてのキャリアから新たな挑戦として、パン屋の道を選びました。自衛官として厳しい環境に身を置いてきた祐己さんは、第二のキャリアとして家族とともにパン屋をスタート。今回、開業までのストーリーや、リエゾンプロジェクトとの出会いについて伺いました。
「自衛官からパン屋へ─新たな挑戦」
「退職がきっかけ──自分の店を持つ夢を実現」
中村祐己オーナー：自衛官として働いていましたが、退職を機に何か自分で挑戦したいという思いが強まりました。年齢的にも、今が新しいことを始める最後のチャンスだと思い、夫婦で何度も話し合い、パン屋を開業することに決めました。私はパンづくりの経験が全くなく、本当に無謀な挑戦でしたが、家族と一緒にやってみようと心に決めました。
智子さんはパン教室に通った経験はありましたが、本格的に商売をするのは初めての挑戦。夫婦で手探りしながら、パン屋という新たな人生のステージを歩み始めました。
リエゾンプロジェクトとの出会い
「子どもに毎日食べさせられるパンを」
中村智子オーナー：パン屋を開業するにあたって、私たちはいくつかの選択肢を検討していました。食パン専門店なども候補にありました。パンづくりのオペレーション面ではハードルが低いように思えました。しかし、内装や、作れるパンは決められた食パンのみというルールが徹底されていて、パン屋をする楽しさが見えませんでした。さらに、引っ掛かったのが外国産の小麦です。自信をもって家族に食べてもらえるパンをつくりたいという思いがあり、私たちはリエゾンプロジェクトの国産小麦と無添加生地へのこだわり、短期間の研修でパンづくりを学べるという点が決め手となりました。
初めての挑戦に不安を抱えながらも、リエゾンプロジェクトの研修を通じて自信を持ち、パン屋としての道を確信したといいます。
研修を経て確信をもつ
「5日間の研修がもたらしたもの」
中村祐己オーナー：5日間でパン屋になれるなんて本当に不安でしたが、パンづくりの経験がない自分でも、研修を通じてしっかりとしたパンが焼けると感じました。トレーナーの丁寧な指導の下で多くのパンが次々に焼き上がる光景は感動的でした。自分でもできるんだ、と実感し、大きな自信を得ることができました。
リエゾンプロジェクトの5日間研修では、パンづくりの基礎だけでなく、楽しさについても学ぶことができます。ご夫妻は、これが今の自信に繋がっていると語ります。
地域とのつながり──新たな人生の喜び
「笑顔になれるパン屋に」
中村智子オーナー：開業初日、たくさんのお客様が並んでくれて本当に感動しました。地域の皆さんとの出会いが素晴らしく、毎日新しい発見があります。常連のお客様との交流や、新しいお客様との出会いは、パン屋をやっていてよかったと感じる瞬間です。
パンの購入を楽しみにしてくださったお客様に感謝の気持ちを伝えられるように、お客様との会話は欠かしません。忙しい中でも、祐己さんと智子さんは、一人ひとりのお客様を大切にすることを心掛けています。
「地域と繋がり、愛される店へ」
中村祐己オーナー：私たちは、良い状態のパンを常にお客様に提供することを最も大切にしています。ミキシングや分割、成形など、基本を守りつつも、自分たちならではの味をパンに込めたいと思っています。
中村智子オーナー：近隣の小中学校から「職業体験」などの依頼もあり、お店が地域に根付いてきたのを実感しています。今後も、地域に愛されるパン屋として、さらに多くの人に『ここのパンは美味しい』と言ってもらえるお店を目指したいです。私たちのパンを通じて、地域との絆が深まることが一番の喜びです。
ご夫妻は、今後も地域の学校との連携や、さらなる事業拡大を目指しながら、愛されるパン屋として歩みを進めていく意向です。
「まとめ」
今回は『Bakery&Bakery』様のパン屋開業までの取り組み、そしてその後の様子をご紹介しました。
リエゾンプロジェクトは日本で最も長く「パン屋の開業支援」を行ってきている会社です。
開業支援実績も国内外で400店舗以上。フランチャイズ契約ではないので、ロイヤリティもなく、自由度が高いパン屋を開業できることが特徴です。
パン屋開業にご興味がある方は、「リエゾンプロジェクト無料説明会」にご参加ください。
参考記事
＞パン屋を開業・独立したい人必見！絶対に知っておきたい情報まとめ
