2020.11.28

不景気やコロナ禍でも成功するパン屋を開業するために

新型コロナウイルス感染拡大によって世界的に景気悪化が広がっています。

この状況下でも売上を上げ続けているのが当社おかやま工房の直営店、そして当社のリエゾンプロジェクトでパン屋の開業支援をしたオーナー様です。

この記事では

「なぜコロナ禍でも売上が上がるのか」
「コロナ禍でパン屋を開業して成功するポイント」

をご紹介します。

・パン屋の独立開業を目指している方
・コロナウイルス影響で将来不安になった方
・会社員ではなく事業主としての道を進みたい方

はぜひご参考ください。

新型コロナウイルスの経済影響

参考:日本経済新聞HP

景気は下向き、リストラも増加

新型コロナウイルスの影響で世界中が大打撃を受けており、今後も先が読めない状況となっています。

日本国内においても上場企業の業績は下方修正が多く見られ、早期退職・希望退職の募集も増加しているデータもありました。

日本経済新聞によると、内閣府が8月17日発表した2020年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は年率換算で27.8%減。

これはリーマン・ショック後(2009年1~3月期)の年率17.8%減を超えており、経済的にかなり厳しい状況にあると言えます。

9月8日発表の同データでは年率換算で28.1%減とさらに下振れした数値が出ていました。

パン屋開業へのコロナウイルスの影響

コロナに関係なくパン需要は増加している

まず始めにお伝えしたいのが“パン業界はこの先明るい”という事、そして“パン屋を開業したい人にとってはチャンスでもある”という事です。

簡単にお伝えすると「パン需要は増加しており、パン屋は減少している」という状況がここ数年続いています。

また、今回のコロナ不況だけでなく過去のリーマンショックやオイルショックなど様々な不況下でも売上が上がっているのがパン業界です。

多くの経済評論家が日本の景気は今後はますます悪くなっていくと予測していますが、今だからこそパン屋を開業したい方にとってはチャンスかもしれません。

その理由や情報について下記の記事で詳しく解説しています。

>パン屋を開業・独立したい人必見!絶対に知っておきたい情報まとめ

参照:矢野経済研究所HP

参照:ダイヤモンド・オンライン ニュースサイト

パン屋の開業に向けて動き出す人も多い

今回のコロナウイルス騒動で、仕事や人生に対する価値観が変わった方も多いのではないでしょうか。

「会社員の方が安定だから、しばらく今の会社を続けよう」と考える人と「会社には頼っていられないから、将来に向けて準備しよう」と起業に前向きな方と大きく二方向に分かれたかと思います。

当社のパン屋開業支援事業リエゾンプロジェクトでも、今回のコロナ騒動以降に10店舗以上の開業支援をしましたが、全員がパン屋を開業したい熱い想いをお持ちの方でした。

4月~7月頃は新規事業として検討する法人様のお問い合わせが多かったのですが、ここ最近9~11月は起業に向けて前向きな個人の方のお問い合わせも増えてきました。

新型コロナウイルスの影響を受けにくい

パン屋は日用食料品のカテゴリになるので、飲食店とは業態が異なります。

ショッピングモールや駅ビルに入っているパン屋は別ですが、営業時間の短縮や自粛要請などの影響を比較的受けずに営業が可能な業態です。

今だからこそパン屋の開業を目指すのもあり

法人様の場合

法人様の場合は、本事業の売上がコロナにより落ちていく中で、セカンドビジネスとしてベーカリー事業に取り組みたいとお問い合わせいただく事が多いです。

他のビジネスに比べて初期投資やランニングコストなどのリスクが低い事、短期間で研修や店舗の開業まで進められるので収益化までのスピードが早い事、未経験者OKなので新たな人件費や採用費が不要な事などがメリットとなり新規事業の候補にあがります。

【参考】コロナ禍で居酒屋からパン屋に!焼きたてパン「あめのちハレ」様が開業

【参考】カフェ店内に焼きたてパン屋|はちのぱん様が福岡市にオープン

個人様の場合

個人様の場合は、いつかパン屋を開業しようと思っていた方、将来の経済的+精神的な不安を解消しようと起業情報を探して偶然見つけた方、家族や夫婦で出来るビジネスを探していた方、UターンIターンに魅力を感じている方、が説明会を聴いて挑戦しようと思うケースが多いです。

ベーカリー開業支援プロジェクトの契約前に5日間の研修に参加が可能なため「本当にパン屋をやりたいか(気持ちの確認)」「本当にパンが造れるのか(技術の確認)」を事前に確認出来ることが最大の特徴です。

コロナ融資が受けやすい

現在は日本政策金融公庫や銀行からコロナ関係の融資が受けやすい事がメリットとして挙げられます。

特に法人様はコロナ前と比べて圧倒的に借入をしやすい状況ですので、融資や補助金などを上手く活用する事で、従来よりもパン屋の開業に向けての動きが容易な状況でもあります。

コロナ禍でも売上が増加するパン屋の秘密

当社直営店、開業支援店舗の売上は増加

当社おかやま工房の直営店舗、当社で開業支援をしたパン屋の多くは売上が増加しており、前年対比で110~150%と驚きの実績が出ています。

なぜコロナ禍でも売上が増加するのか、その秘密を詳しくご紹介します。

なぜ売上が増加しているのか?

中食需要が増えるから

コロナウイルスの影響で外食の機会が減った方も多いでしょう。

飲食店の場合はUberEatsやテイクアウトなど「持ち帰り需要」に合わせてサービス内容を変更していますが、パン屋の場合は以前より持ち帰りがメイン。

そしてパンは日用食料品のため「コロナだから食べない」という選択には繋がりません。外食がしにくい状況では中食が増えるため、パン屋の売上は全体的に増加するのです。

また、コロナ禍だけでなく不景気の場合にも外食する機会が減るため、不景気になった時もパン屋の売上は増加する傾向にあります。

住宅街で開業するから

ただし、今回のコロナウイルスは店舗の立地が売上に大きく影響しています。

ショッピングモールや駅ビルなどのパン屋には、物理的に人が来れない状況が続いたり、客足が戻りにくい状況になっています。

そのような店舗の売上はパン屋に限らず下落しており、さらには家賃などの固定費も大きいので経営的にはかなり厳しい状況です。

当社で開業支援をするパン屋は、駅ビルではなく「住宅街」に出店する事を推奨しています。そのためコロナウイルスの影響を受けにくく、緊急事態宣言の際にも売上が落ちる事はありませんでした。

なぜ「住宅街」に出店するのか、詳しくは『リエゾンプロジェクトWeb説明会』にてお伝えしております。

袋入りでない焼きたてパンを提供するから

最近のパン屋ではコロナウイルス対策として「袋入りのパン」を販売しています。

もちろん駅ビル店舗など人が多く入る場所において、長時間店内に置いてあるパンは感染リスクが上がるため必要でしょう。

しかし、焼きたてパンを袋に入れると水蒸気でパンがべちゃべちゃになってしまうという問題点があり、品質に大きく影響します。

また、パン屋のターゲットは基本的に女性客。袋入りのパンでは女性の購買欲を下げてしまい売上に大きく影響します。

実は200度以上の高温で焼きあげたパンは菌やウイルスが死滅しているので、長時間店内に放置されていなければ安心して食べられるのです。

当社で推奨しているのは独自開発したミニ機材を使用して常に「焼きたて・揚げたて」を提供するパン屋になる事。

パンが美味しい状態を保ちつつ、感染のリスクを下げる仕組みを提供しているのが当社のリエゾンプロジェクトです。

まとめ

パン屋の開業を目指している人に向けて

コロナウイルスの影響で、当社も一時的に「説明会」や「5日間研修」の開催を中止しました。

しかし、会社経営をしていればこのようなピンチは何度も訪れます。どんな状況下でも臨機応変な対応をして、何とか切り抜けていくんだという姿勢が経営者には必要だと考えています。

はじめは手探り状態でしたが、当社でも「Web説明会の開催」「人数制限での5日間研修」「コロナ対策店舗へのリニューアル」など今までにない施策を実施してきました。

リエゾンプロジェクトでは開業支援で終わることなく、「町の繁盛パン屋ネットワーク」®というコミュニティーを主宰し、創業35年以上のパン屋経営成功ノウハウを余すことなくお伝えしています。100店舗以上のベーカリーオーナー様が参加されており、毎月活発な情報交換をしています。皆さまが幸せな繁盛パン屋を経営出来るよう、リエゾンプロジェクトは全力でサポートいたします。

パン需要はこれからも伸びるので長く商売が続けられます。そして継続のためにも「楽しく続ける」ことが大切です。

皆さまの個性を活かした小規模ベーカリー開業支援プロジェクトにご興味がある方は、ぜひリエゾンプロジェクトWeb無料説明会にご参加ください。

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